WiMAXの電波改善法とは、自作のアンテナで感度を上げる方法

WIMAXの電波が繋がりにくい、通信速度が出ないなんてことはありませんか?WiMAXの電波はその特性上、障害物や山間部、地下に弱い傾向があります。電波がなかなか繋がらないと、ストレスが溜まってしまいますよね。そこで今回は、WiMAXの電波状況が悪いときに簡単にできる電波改善方法をいくつか紹介したいと思います。

WiMAXの電波が繋がりにくい原因

WiMAXといえば高速通信で有名ですが、エリアや周辺環境によっては電波が繋がりにくい場合もあります。WiMAXの電波は周波数帯が高いため直進性が強く、高速通信が可能となっています。高速通信可能なこと自体はメリットですが、一方で直進性の高さがネックになります。「直進性が強い」というのはつまり「障害物を迂回しながら進むのが苦手」ということであり、建物内や大きなビルの近くといった場所では電波が反射して届きにくくなってしまうのです。また、雨や雪にも反射するため、天気の影響も少なからず受けてしまう事があります。同様の理由で地下でも電波は繋がりにくいです。また離島や山間部などの基地局の数が少ないエリアでも電波は繋がりにくくなってしまいます。

WiMAXの電波を入りやすくする方法

WiMAXの電波はエリアや周辺環境によって繋がりにくくなることを紹介しました。しかしだからと言って電波が繋がりにくい状況をそのままにしていくわけにもいきませんよね。それではここからは、WiMAXの電波状況の改善方法をいくつか紹介していきたいと思います。

(1)ハイスピードプラスエリアモードを利用する

WiMAXには通常のハイスピードモードに加え、ハイスピードプラスエリアモードというものが搭載されています。これはLTEオプションというサービスで、WiMAX回線とLTE回線を併用することで、WiMAX回線のみでは繋がりにくかったエリアでも高速通信を可能にするモードです。LTE回線は携帯電話用の回線で周波数帯も低く直進性が弱いため、建物などの周辺環境にほとんど影響を受けず、また繋がらないエリアもほとんどありません。使い方は簡単で、お持ちのWiMAXルーターのホーム画面からモードを切り替えるだけで利用することができます。ただしこのハイスピードプラスエリアモードは月7GBの通信制限があり、この制限を超えてしまうと通常のハイスピードモードの通信制限(ギガ放題プランなら3日で10GB、通常プランあら月7GB)に引っかかっていなくても強制的に月末まで速度制限がかかってしまいます。また有料オプションでもあるので、少しでも利用した月は月額料金が発生します(全く利用しなければ月額料金は発生しません)。

 

(2)ルーターの置く位置を変える

WiMAX2+の電波は先ほども紹介した通り障害物に弱いです。なので家の中で使っている時、ルーターの周りになにか物が置いてあったり、何かで覆われていたりすると電波受信感度に影響が出てしまいます。特に水やコンクリートは電波の浸透率が非常に低いため、近くにコンクリートの壁や水の入った水槽、花瓶があるとルーターが電波を受信しにくくなってしまいますので注意してください。

 

(3)クレードルに置いて利用する

クレードルとは、充電機能やLANケーブルポートを搭載したWiMAXの卓上型の専用機器で、WiMAXルーターとセットで購入するか、家電量販店やネットショッピングで個別に購入することもできます。(2019年1月に発売されたW06型にはクレードルは非対応です。)クレードルに置くことでなぜ電波が繋がりやすくなるかというと、WX04、WX05機種などの専用クレードル内には内部に「Wウィングアンテナ」というWiMAX2+の補助アンテナが搭載されているからなのです。また、クレードルに設置しないと基本的にルーターを横に寝かせておくことになりますが、そうすると露出している表面積が小さくなって電波の受信感度が下がってしまいます。クレードルに置いてルーターを立たせてやるだけで360°全体から基地局からの電波を受信できるようになり電波感度が向上します。このようにWiMAXルーターをクレードルに置くだけで、様々な点で電波受信感度が向上するメリットがあります。

 

(4)自作のパラボラアンテナを作成する

WiMAXの通信を高速化する裏技的方法に自作アンテナを利用するというものがあります。自作アンテナと聞くと一見難しそうに聞こえますが、実際のところ簡単に作れてしまいます。使うのは金属のボウル(金属でなくても竹製のざるなど半球状のものにアルミホイルを巻いたものでも代用可能)とルーターを置く台だけです。パラボラアンテナの仕組みは、凹上の受け皿に当たり反射した電波が焦点位置に集まることを利用したものなので、パラボラ代わりのボウルを設置し、その焦点位置にルーターを置けばより強い電波を受信できるという理屈です。焦点位置を探すのが少し面倒かもしれませんが、費用もかからず電波状況が改善する方法としては試してみてもいいかもしれません。

まとめ

WiMAXの電波状況の改善方法についていくつか紹介させて頂きました。

紹介した方法をまとめると

・ハイスピードプラスエリアモードを利用する

・ルーターの置く位置に気を付ける

・クレードルに設置する

・自作のアンテナを使用する

の4つになります。

ハイスピードプラスエリアモードは確実に高速通信が可能になる方法ですが、通信制限と月額料金が発生してしまうので注意してください。

その他3つの方法は費用も掛からず、比較的手軽に試すことができるので、通信状態に悩んでいる人はぜひ試してみてください。