WiMAXホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」

WiMAXといえば外出先でもネットに接続できるようになるモバイルルーターが有名ですが、実は自宅で固定回線として使うことを想定したホームルーターも取り扱っています。ではこのWiMAXのホームルーター、モバイルルーターや他の固定回線とはどのような違いがあるのでしょうか。もしかしたらあなたにお勧めなのはモバイルルーターや光回線等ではなくSpeed Wi-Fi HOME L02かもしれません。今回はこのWiMAXホームルーターの特徴やメリット、デメリット、お勧めできる人物像について紹介させて頂きます。

WiMAXホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」

WiMAXホームルーターとは2019年1月に発売されたルーターで、自宅に設置して固定回線として使うことを想定したものとなっています。通信速度は最大1Gbpsと、一般的な固定回線に引けを取らない速度を実現しています。

・メリット

(1)初期工事が不要で即日利用可能

WiMAXが提供する回線は、ホームルーターでもモバイルルーターでも初期工事が必要ありません。しかもレンタルしたWi-Fi機器のコンセントを繋ぎ、SSIDを設定するだけで即日の利用が可能なのです。これが光回線などの一般的な固定回線の場合、自宅に回線を引くために初期工事が必要になり、契約しても1~2週間はネットが使えず、工事費用も掛かってしまいます。その点、WiMAXなら契約したその日からネットが使えるのでうれしいですね。

(2)安定した高速通信が可能

Speed Wi-Fi HOME L02の最大通信速度は有線通信で1Gbps、無線通信では約900Mbpsであり、有線通信でなら光回線と同等の通信速度となっています。また、ビームフォーミングという「特定の機器に向けて強く電波を飛ばす機能」を搭載しており、スマホやパソコンに優先的に電波を飛ばすことで安定した高速通信を可能にしています。ルーターと部屋が離れていたり、違う階でネット通信したりしようとすると電波状況が悪くなり通信速度が下がってしまう、というのも無線通信ではよくある悩みだと思いますが、このビームフォーミング機能があれば離れた部屋にいても安定した高速通信が可能になります。

(3)同時接続台数42台

Speed Wi-Fi HOME L02の同時接続台数はなんと42台。家族みんなでネットに接続しても通信速度が落ちてしまう心配もありません。

(4)円柱型の落ち着いたデザイン

Speed Wi-Fi HOME L01と同様、円柱型の落ち着いたものとなっています。和洋どちらの部屋においても変に浮かずにしっくりくるデザインだと思います。

・デメリット

(1)持ち運びはできない

ホームルーターなので当たり前ではありますが、他のWiMAXのモバイルルーターのように持ち運んで外出先でもネット利用可能、というものではありません。WiMAXといえばモバイルルーターというイメージがあるので早とちりは避けましょう。

(2)光回線に比べると安定性に不安あり

ビームフォーミング機能が搭載されているとはいえ、自宅に直接回線を引く光回線に比べると通信安定性の面ではやや不安が残るようです。通信速度で光回線と同等とは言っても、安定性を考慮するとやや劣っているのは否めません。オンラインゲームなどをする際は有線接続するなどして不安を少しでも解消しておくといいでしょう。

(3)速度制限がある

他の固定回線とは違いWiMAXには通信制限が存在します。通常プランでは月7GBまで、ギガ放題プランに入れば月7GBの制限は無くなりますが3日で10GBの制限が付きます。3日で10GB以上使ってしまうと翌日の18時から翌々日の2時までの間速度制限がかかってしまいます。

(4)USBポートは無いので注意

Speed Wi-Fi HOME L01にはあったUSBポートがL02ではなくなっています。L01からL02に移行する人は、USBポートは無くなってしまうので気を付けてください。

まとめ

Speed Wi-Fi HOME L02についてメリット、デメリットを紹介させていただきました。メリット、デメリットを考えて、Speed Wi-Fi HOME L02がおすすめな人はこんな人です。

 

(1)Speed Wi-Fi HOME L02をお勧め出来る人

・光回線が引けないようなエリア、環境にいる人

・工事不要で今すぐ使いたい人

・家族、同居人など複数人で回線を分け合いたい人

 

Speed Wi-Fi HOME L02は初期工事不要で即日利用が可能です。また、最大接続台数42台なので、多人数で回線をシェアできます。

 

(2) Speed Wi-Fi HOME L02はお勧めできない人

・オンラインゲームなど、常に安定した高速通信を求める人

・3日で10GB以上使うことがある人

・外出先で頻繁にネットを利用する人

 

外出先で頻繁にネットを利用する人は、WiMAXホームルーターではなくWiMAXモバイルルーターを検討してみるといいでしょう。安定した高速通信や、通信量を求める人は光回線の方がマッチしているかもしれません。

W06とWX05を比較、それぞれの特徴とは

WiMAXには現在最新機種として、2018年11月に発売されたSpeed Wi-Fi Next WX05と2019年1月に発売されたSpeed Wi-Fi Next W06があります。機種をどちらにしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回はW06とWX05の違いやそれぞれの特徴を比較して、どちらがどのような人にお勧めなのか紹介したいと思います。

W06とWX05の比較

(1)通信速度

まずは通信速度から比較します。それぞれの数字を見てみると、WX05は下り最大440Mbps、上り最大75Mbpsなのに対し、W06は下り最大1.2Gbps、上り最大75Mbpsとなっています。上り最大通信速度(アップロード時)は互角ですが、下り最大通信速度はW06が1.2Gbpsと高い数字を出しています。

 

(2)連続通信時間

連続通信時間は、WX05は連続約14時間、W06は最大連続約11時間40分となっています。連続通信時間はWX05の方が長いですね。ちなみにハイパワーモード(電波状況が悪いときに送信パワーを上げて通信速度を約20%改善する技術)でもWX05は約8時間連続で通信可能なのに対し、W06の連続通信時間は約5時間となっています。

 

(3)バッテリー交換

モバイルバッテリーを長い期間使っているとバッテリーが劣化して連続通信時間がだんだんと短くなってしまいます。そんな時の対処法として出てくるのがバッテリー交換ですね。WX05はなんと自分でバッテリー交換ができるので、修理に出す必要がありません。バッテリーを購入する手間はありますが、交換自体は簡単にできます。一方でW06のほうは自分でのバッテリー交換はできないようです。もしバッテリーが劣化してきたらメーカーに対応してもらうことになるようです。

 

(4)同時接続台数

Wi-Fi機能は、電波範囲内なら複数の端末で同時接続可能なのも大きな魅力です。しかしルーターの機種によってその同時接続可能台数は決まっており、あまり多くの端末で同時に接続すると通信速度が低下してしまいます。ではWX05とW06はそれぞれ何台までの同時接続か可能なのかというと、WX05は10台、W06は16台となっています。同時に接続する端末が多い場合は、W06の方が通信速度は低下しにくいかもしれません。ちなみにUSBポートはどちらも一つずつで同じです。

・WX05、W06が持つ特有の機能

次にWX05とW06それぞれの特徴や特有の機能について紹介します。

WX05

・Wi-Fiビジュアルステータス

WX05には「Wi-Fiビジュアルステータス」という新機能が付いています。この機能を簡単に説明すると、「混んでいる、空いている電波チャンネルを表示して、自分で繋ぐ電波を選べる機能」です。WX05が選べるチャンネルは1ch、6ch、11chの3つで、空いているチャンネルを選択することで通信速度を上げることができます。

・Wウィングアンテナ

WX05の専用クレードルには「Wウィングアンテナ」という高性能なアンテナが搭載されています。Wウィングアンテナにより電波の受信感度が向上し、通信が安定します。

W06

・ハイモードアンテナ搭載

W06は内部にハイモードアンテナという強力なアンテナを内蔵しており、電波感度を高めています。これにより今までWiMAX2+の電波が繋がりにくい制限があった場所でも、訳20%の電波感度の向上に成功しています。

・クレードルの廃止

W06は他の機種とは違い専用クレードルはありません。これは今までより有線LAN接続のニーズが減少していることと、クレードルのアンテナによる電波感度の向上はハイモードアンテナを搭載することで代替できることによります。しかしクレードルに対応していないというわけではなく同じHUAWEI製のW04とW05のクレードルには設置可能ですが、LANケーブル接続はできないので注意してください。

WX05、W06の特徴まとめ

それでは、ここまで書いたWX05とW06の特徴をまとめてみたいと思います。

  • WX05

・通信速度は遅くはない(下り最大440Mbps、上り最大75Mbps)

・バッテリーが長持ち(最大14時間)

・自分でバッテリーの交換が可能

・同時接続台数は10台

・Wi-Fiビジュアルステータスにより空いている電波を選択可能

・専用クレードルのWウィングアンテナで電波受信感度向上

  • W06

・高速通信が可能(下り最大1.2Gbps、上り最大75Mbps)

・バッテリーの持ちは少し短め(連続約11時間40分)

・バッテリー交換不可(メーカー対応)

・同時接続台数16台

・ハイモードアンテナ搭載

・専用クレードル廃止(W04、W05のクレードルには設置可能、LANケーブル接続不可)

おすすめする人物像

WX05はバッテリーの持ち時間が、W06は高速通信が魅力だとわかりました。もしWX05とW06で悩んでいるのなら、バッテリーの持ち時間が10時間以上は安定して欲しい人ならWX05、もしそうでないなら安定した高速通信が可能なW06をお勧めします。

WiMAXの電波改善法とは、自作のアンテナで感度を上げる方法

WIMAXの電波が繋がりにくい、通信速度が出ないなんてことはありませんか?WiMAXの電波はその特性上、障害物や山間部、地下に弱い傾向があります。電波がなかなか繋がらないと、ストレスが溜まってしまいますよね。そこで今回は、WiMAXの電波状況が悪いときに簡単にできる電波改善方法をいくつか紹介したいと思います。

WiMAXの電波が繋がりにくい原因

WiMAXといえば高速通信で有名ですが、エリアや周辺環境によっては電波が繋がりにくい場合もあります。WiMAXの電波は周波数帯が高いため直進性が強く、高速通信が可能となっています。高速通信可能なこと自体はメリットですが、一方で直進性の高さがネックになります。「直進性が強い」というのはつまり「障害物を迂回しながら進むのが苦手」ということであり、建物内や大きなビルの近くといった場所では電波が反射して届きにくくなってしまうのです。また、雨や雪にも反射するため、天気の影響も少なからず受けてしまう事があります。同様の理由で地下でも電波は繋がりにくいです。また離島や山間部などの基地局の数が少ないエリアでも電波は繋がりにくくなってしまいます。

WiMAXの電波を入りやすくする方法

WiMAXの電波はエリアや周辺環境によって繋がりにくくなることを紹介しました。しかしだからと言って電波が繋がりにくい状況をそのままにしていくわけにもいきませんよね。それではここからは、WiMAXの電波状況の改善方法をいくつか紹介していきたいと思います。

(1)ハイスピードプラスエリアモードを利用する

WiMAXには通常のハイスピードモードに加え、ハイスピードプラスエリアモードというものが搭載されています。これはLTEオプションというサービスで、WiMAX回線とLTE回線を併用することで、WiMAX回線のみでは繋がりにくかったエリアでも高速通信を可能にするモードです。LTE回線は携帯電話用の回線で周波数帯も低く直進性が弱いため、建物などの周辺環境にほとんど影響を受けず、また繋がらないエリアもほとんどありません。使い方は簡単で、お持ちのWiMAXルーターのホーム画面からモードを切り替えるだけで利用することができます。ただしこのハイスピードプラスエリアモードは月7GBの通信制限があり、この制限を超えてしまうと通常のハイスピードモードの通信制限(ギガ放題プランなら3日で10GB、通常プランあら月7GB)に引っかかっていなくても強制的に月末まで速度制限がかかってしまいます。また有料オプションでもあるので、少しでも利用した月は月額料金が発生します(全く利用しなければ月額料金は発生しません)。

 

(2)ルーターの置く位置を変える

WiMAX2+の電波は先ほども紹介した通り障害物に弱いです。なので家の中で使っている時、ルーターの周りになにか物が置いてあったり、何かで覆われていたりすると電波受信感度に影響が出てしまいます。特に水やコンクリートは電波の浸透率が非常に低いため、近くにコンクリートの壁や水の入った水槽、花瓶があるとルーターが電波を受信しにくくなってしまいますので注意してください。

 

(3)クレードルに置いて利用する

クレードルとは、充電機能やLANケーブルポートを搭載したWiMAXの卓上型の専用機器で、WiMAXルーターとセットで購入するか、家電量販店やネットショッピングで個別に購入することもできます。(2019年1月に発売されたW06型にはクレードルは非対応です。)クレードルに置くことでなぜ電波が繋がりやすくなるかというと、WX04、WX05機種などの専用クレードル内には内部に「Wウィングアンテナ」というWiMAX2+の補助アンテナが搭載されているからなのです。また、クレードルに設置しないと基本的にルーターを横に寝かせておくことになりますが、そうすると露出している表面積が小さくなって電波の受信感度が下がってしまいます。クレードルに置いてルーターを立たせてやるだけで360°全体から基地局からの電波を受信できるようになり電波感度が向上します。このようにWiMAXルーターをクレードルに置くだけで、様々な点で電波受信感度が向上するメリットがあります。

 

(4)自作のパラボラアンテナを作成する

WiMAXの通信を高速化する裏技的方法に自作アンテナを利用するというものがあります。自作アンテナと聞くと一見難しそうに聞こえますが、実際のところ簡単に作れてしまいます。使うのは金属のボウル(金属でなくても竹製のざるなど半球状のものにアルミホイルを巻いたものでも代用可能)とルーターを置く台だけです。パラボラアンテナの仕組みは、凹上の受け皿に当たり反射した電波が焦点位置に集まることを利用したものなので、パラボラ代わりのボウルを設置し、その焦点位置にルーターを置けばより強い電波を受信できるという理屈です。焦点位置を探すのが少し面倒かもしれませんが、費用もかからず電波状況が改善する方法としては試してみてもいいかもしれません。

まとめ

WiMAXの電波状況の改善方法についていくつか紹介させて頂きました。

紹介した方法をまとめると

・ハイスピードプラスエリアモードを利用する

・ルーターの置く位置に気を付ける

・クレードルに設置する

・自作のアンテナを使用する

の4つになります。

ハイスピードプラスエリアモードは確実に高速通信が可能になる方法ですが、通信制限と月額料金が発生してしまうので注意してください。

その他3つの方法は費用も掛からず、比較的手軽に試すことができるので、通信状態に悩んでいる人はぜひ試してみてください。

WiMAXの端末を修理に出す方法、費用や期間などについて

WiMAXルーターの電源が入らない、充電ができない、なんてことになったとき、あなたはどうしますか?WiMAXルーターに限らず、インターネット端末が故障してしまうととても不便ですよね。このような時はプロバイダに修理を依頼するのですが、WiMAXの場合は契約しているプロバイダによってその手順が異なるので注意が必要です。そこで今回は、WiMAXの故障したときの対処方法からその費用や期間まで詳しく紹介したいと思います。

 

プロバイダって?

プロバイダとはあなたがWiMAXを契約した事業者のことです。例えばWiMAXをWEBで購入したのならUQ WiMAXや@nifty WiMAX、So-netやGMOとくとくBBなんかがそうですね。店舗で購入したのならヤマダ電機やヨドバシカメラなどがプロバイダに当たります。本家のUQ WiMAXに問い合わせても、契約したプロバイダが違うと対応してもらえないのであらかじめ確認しておきましょう。どのプロバイダと契約したのか分からないという人は、契約書を探すか、毎月の請求書、口座引き落としになっている銀行の通帳を確認すれば分かります。

 

保証期間を確認

家電製品にはたいてい1年間のメーカー保証が付いています。WiMAXのような端末機器も例外ではありません。もし故障したのが契約して1年以内なら初期不良の場合に限りますが、修理費用は無料になる場合があります。また、WiMAXにはメーカー保証とは別に、プロバイダによっては修理保証というオプションがあります。これは初期不良以外に、取扱説明書などの注意書きに従った正常な使用状態で機器が故障した場合、つまり端末が自然故障した場合も無償で修理してくれるサービスです。月額料金が発生しますが、オプションのプランによっては水濡れや落下による故障も割安で受けてくれるサービスもあるようです。

 

窓口は?

契約プロバイダや保証期間を確認したら、そのプロバイダにメール、電話で連絡しましょう。ほとんどの場合、最寄りのauショップでの修理と伝えられ、店舗に故障端末を渡して代わりに代替機を受け取る流れになると思います。auショップではWiMAXルーターの端末電話番号、名義、登録電話番号、生年月日などの情報を確認されますので、修理に出す端末機器の他に身分証明書を忘れずに持っていきましょう。また、充電ができない場合、充電用の付属品も忘れず持っていくようにしましょう。

 

修理費用は?

修理の内容にもよりますが、費用は安くても5,000円以上、多くの場合は修理に出しても結局端末自体の交換が必要になってしまい、19,000円程度の交換費用が掛かってしまうようです。保証期間内で初期不良等が原因なら無償で交換してくれますが、たいていの保証内容は初期不良、自然故障のみに対応しているので、水没や落下による破損、故障には有償となる場合が多いです。もし交換が必要になった場合は、解約して他のプロバイダに乗り換えた方が安く済む場合もあるので視野に入れておくといいでしょう。

 

修理期間は?

これも修理内容によりますが、修理期間はだいたい1~2週間かかるそうです。ではその1~2週間はWiMAXルーター無しで過ごすのかというとそうではなく、この期間中は代替機を無料で貸し出してくれるそうです。auショップで修理期間について尋ねると、長めに見積もって1か月程度と言われることが多いようですが、実際はそこまでかかるケースは少ないようです。また、修理期間中も変わらず月額料金は発生し、レンタルした端末を長期間返さないでいると別途料金が発生したりもするので注意しましょう。

 

代替機は絶対借りられるの?

WiMAXルーターを修理に出している間はauショップからレンタル端末を無料で貸し出してくれます。ただし、タイミングによってはその店舗にレンタル端末の在庫がない場合もあるので、事前に電話などで確認しておきましょう。もし在庫がないと言われたら、近くの他の店舗を探して在庫のある店舗に行きましょう。

 

まとめ

WiMAXルーターが故障してしまった場合は、契約プロバイダに連絡して手順を確認しましょう。保証が適用されれば無償で修理してくれる場合もありますが、水濡れや落下などの衝撃による故障の場合は有償となる可能性があります。もし端末の交換が必要になった場合は、使用期間にもよりますが、現在のプロバイダを解約して他のプロバイダに乗り換えるという手もあります。また、auショップでの修理となったら、故障機器本体の他に身分証等を忘れずに持っていくのと、事前に向かう予定の店舗に電話確認して代替機の在庫があるかどうかを確認しておきましょう。

WiMAX2+とLTEの違いとは。それぞれの特徴を比較

 

WiMAX2+とLTEはどちらもスマートフォンを利用する際に使う通信方式ですが、このふたつの違いを知っている人は多くないと思います。WiMAX2+とLTEの違いを知っておくと、両者を使い分けることでスマートフォンをさらに有効に利用することができます。そこで今回は、WiMAX2+とLTEの特徴と違いを、様々な観点から比較してみようと思います。

 

WiMAX2+とは

 

WiMAX2+はUQコミュニケーションズにより、従来のWiMAX電波に代わる高機能の通信方式として2015年より運用が開始された通信回線です。従来のWiMAX回線に比べ高速通信が可能になり、利用可能範囲も年々拡大しています。

 

LTEとは

 

LTEとは「Long Term Evolution」の略称であり、もともとは3G回線から4G回線へ移行する際のつなぎの回線として開発されたものでした。かつてはLTEの事を3.9Gと呼んだりもしていましたが、ならばLTEよりも4G回線のほうが優れているのかというとそうではなく、両者の性能にほとんど差はないので、今では世界的に4G=LTEという図式が成り立っています。開発当初こそ両者は区別されていましたが、現在は4GLTEという呼称もあり、4GとLTEはまったく同じものとして考えて問題ありません。

 

電波の届く範囲は?

 

利用可能範囲を比較すると、WiMAX2+よりもLTEの方が広い範囲で電波が届きます。WiMAX2+はまだ山間部の整備が進んでおらず、山間の地域では電波が入らないエリアもあるようです。年々拡大しているといっても、山間部のエリア開発はコストも多大に掛かるため急速な拡大は難しい様です。

 

通信速度は?

 

利用地域や周辺環境により通信速度は大幅に変動しますので一概には言えませんが、一般的なLTEの最大下り通信速度が100~200Mbpsに対して、WiMAX2+は最大1Gbps強となっています。ベストエフォート型なので必ずしも1Gbpsが出るわけではありませんが、WiMAXは他のモバイルルーターに比べると圧倒的な通信速度を誇っています。

 

繋がりやすさは?

 

WiMAX2+の電波は大雑把に言うと実はLTE電波に属しています。ではWiMAX2+とLTEでは何が違うのかというと、その周波数帯です。簡単に言うと、WiMAX2+は高い周波数帯、LTEは低い周波数帯を使っています。この周波数帯の高低で何が違ってくるのかというと、電波の繋がりやすさが変わってきます。結論から言うと、低周波数(LTE)の方が繋がりやすいです。なぜかというと、高周波数の電波は直進性が強く、ビルや山などの障害物があるとぶつかって減退してしまいますが、低周波数の電波は直進性が弱く障害物を回り込みやすいのと、コンクリートを透過しやすいといった特徴があるからです。

 

WiMAXのメリットは?

 

次に、WiMAX特有のメリットを紹介します。WiMAXの魅力として大きいのが、データ通信量の制限が緩いことです。LTE電波を利用しているとすぐに通信制限に引っかかってしまうことがあると思いますが、WiMAX2+では通信量無制限、もしくは3日で10Gといった緩い制限があるだけです。10Gを超えてしまっても制限自体は1日で解除されます。

 

LTEのメリットは?

 

LTEのメリットは、先ほどから書いているようにその利用地域の広さと安定性です。LTEはもともと携帯電話用に開発されていたこともあり、WiMAX2+でも届かないような山間の地域でも利用が可能となっています。これはLTE電波を飛ばしている基地局が多く、電波の届く距離が半径数100メートルから数キロメートルと広いためです。

 

WiMAXのLTEオプション

 

WiMAXにはLTEオプションというサービスがあります。これはWiMAXで「ハイスピードプラスエリアモード」という機能が使えるようになるオプションです。「ハイスピードプラスエリアモード」を利用すると、WiMAX2+と携帯電話通信網の4GLTE回線を併用し、WiMAX2+回線では圏外だった地下や山間部といった地域でもインターネット接続が出来るようになります。ただしこのモードにはいくつか注意点があります。ひとつは、一度でも利用すると月額料金が発生する点です。一度も利用しなければ料金は発生しませんが、一瞬でも繋いでしまうとその月は月額料金が発生してしまうので注意が必要です。また、月7Gの通信制限が設けられており、この制限を超えてしまうとハイスピードプラスエリアモードを解除しても、本来の通信制限である3日で10Gは関係なしに、その月は通信制限が解除されません。

 

まとめ

 

WiMAX2+とLTEの違い、特徴をまとめてみました。通信可能エリア、安定性などはLTEが勝っていますが、WiMAX2+にはデータ通信制限が緩いという大きな魅力があります。WiMAX2+の電波が届かないところではLTEを、大きなデータを通信する時はWiMAX2+のように、場合に御おじて使い分けるのが賢い使い方ではないでしょうか。また、WiMAXにはハイスピードプラスエリアモードという機能もあるので、月額料金や通信制限といった注意点に気を付けながら利用してもいいかもしれません。

 

WiMAXを有線接続する方法とメリットについて

 

無線接続機器として人気のあるWiMAXですが、WiMAXは有線接続もできることをみなさんはご存じですか?有線接続することで、WiMAXをより便利に使いこなすことができます。そこで今回は皆さんにWiMAXの有線接続方法とそのメリットについて紹介したいと思います。

 

WiMAXとは

 

WiMAXについてよく知らないという人の為に、まずはWiMAXがどういうものなのか説明します。WiMAXとは、正式名称を「Worldwide Interoperability for Microwave Access」といい、UQコミュニケーションズが提供している無線通信サービスです。日本でWiMAXの運用が始まったのは2009年からで、2013からはさらに高性能のWiMAX2+という上位互換のサービスも始まり、現在まで急速に普及していきました。WiMAXの特徴として、小型のルーターを持ち歩くことで屋外でもパソコン、スマホなどの端末機器からインターネット接続が可能になる点が挙げられます。外出先で頻繁にインターネットを利用する人にとっては重宝する機能ですね。その他にも、高速通信やデータ通信量の節約など、WiMAXには様々な魅力があります。

 

WiMAXを有線接続するメリット

 

さて、無線通信技術として有名なWiMAXですが、有線接続で利用する方法もあります。無線で通信できるのにわざわざ有線接続する必要があるのか?とお思いの方もいると思いますので、ここからはWiMAXを有線接続するメリットについていくつか紹介していきたいと思います。

(1)安定した高速通信が可能

無線通信の弱点の一つに、有線接続に比べ通信が不安定という点があります。WiMAXも例外ではなく、WiMAXの電波は障害物や電波干渉の影響を受けやすいという特徴があります。これらの影響をうけると、通信速度は低下してしまいます。しかし有線接続にすることで、このような外部からの影響を受けにくくし、安定した高速通信が可能になります。

(2)セキュリティがより強固に

WiMAXのような無線LAN接続にはセキュリティ面での不安がつきものになります。WiMAXの暗号化方式はAES方式というもので既存するセキュリティの中でも強固なものを利用してインターネット接続をしています。また、ルーターに個別にSSIDとパスワードを割り振ることでさらに安全性を高めていますが、不正アクセスや盗聴などのリスクが完全になくなっているわけではありません。これらはルーターから発信される電波が第三者に届いてしまう事が主な原因なので、有線接続にすることでこのようなリスクを減らすことができます。

(3)古い規格の端末でも利用可能

古い規格のパソコンなどは、無線LANに対応していないものもよくあります。そのような機器には有線接続を利用すればWiMAXでもインターネット接続が可能になります。

 

WiMAXでの有線接続の方法

 

ここまで、WiMAXで有線接続をすることによるメリットを紹介しました。無線接続の弱点を補う要素がたくさんありましたね。ではここからは実際にWiMAXで有線接続するための手順、方法を紹介していきます。

WiMAXを有線接続する際には、有線ケーブルとクレードルという専用機器が必要になります。(2019年1月に発売されたW06型にはクレードルは不要です。)クレードルとは、充電機能やLANケーブルポートを搭載したWiMAXの卓上型の専用機器で、WiMAXルーターとセットで購入するか、家電量販店やネットショッピングで個別に購入することもできます。このクレードルにWiMAXを設置し、クレードルとパソコンなどの機器をLANケーブルで繋ぐことで有線接続ができます。ただし、2019年1月に発売されたW06型は有線接続する場合にクレードルを必要とせず、代わりにUSB3.0 (2.0でも可)Type-Cケーブルを用いて直接機器と繋ぐ仕組みになっています。2.0でも可と書きましたが、より高速な通信を求めるなら3.0を選ぶのが無難です。このように、WiMAXの有線接続は、必要な機器はありますが接続自体はとても簡単な方法になります。

 

まとめ

 

WiMAXの有線接続についてメリットからその方法までを簡単に紹介させていただきました。有線接続には、無線接続の弱点を補うようなメリットがたくさんあります。WiMAXの場合、従来の機種での有線接続にはクレードルが必要ですが、最新のW06ならクレードルはいらずUSBケーブルのみで有線接続が可能となります。クレードルはルーターの充電をしながら有線接続できる非常に便利に感じる機器で、クレードルを廃止したことを残念に思う方もいると思います。しかしUSBケーブルのみでの有線接続になることにより、クレードルを買う必要がなくなる、外出先でもクレードルを持ち運ぶことなく気軽に有線接続ができるようになるという利点もあります。WiMAXの有線接続を考える際は、自宅のみでの有線接続でいいのか、外出先でも有線接続したいのか考えて機種を選ぶといいかもしれません。

 

WiMAXのセキュリティ対策と安全性について

 

WiMAXといえば、自宅でも外出先でもインターネットに高速通信できる無線通信機器ですね。工事も必要なく即日利用可能、データ通信も節約できる等、沢山のメリットがありますが、ではセキュリティは安全なのでしょうか。無線通信だとセキュリティ面が不安、という人も中にはいるかと思います。そこで今回は、WiMAXのセキュリティについて詳しく紹介したいと思います。

 

無線LAN通信のセキュリティ

 

WiMAXは基地局からルーターまでの通信をWAN(Wide Area Network)通信、ルーターからスマホやパソコンといった端末までの通信をLAN(Local Area Network)通信により行っていますが、今回私たちが考えるのは主にLAN通信のセキュリティです。ではこの無線LANにはどのようなセキュリティ上の不安があるかというと、(1)通信内容が盗み見られる、(2)他人に勝手に利用されてしまう、(3)他人から無断で端末にアクセスされてしまう等が挙げられます。これらの被害が出ると、個人情報の漏洩から、最悪なケースでは金銭的な被害まででてしまう可能性があります。

 

WiMAXのセキュリティ対策

 

皆さんが普段使っているクレジットカードは、個人情報やカード情報などの重要な情報を送信する時、情報を暗号化して送信します。この暗号化をすることで情報が筒抜けになるのを防いでいます。個人情報が漏洩する場合、この暗号化の方法が解読されてしまうか、個人で設定している暗号化キーが知られてしまっていることが主な原因となります。特に個人で設定する暗号化キーは、いわゆるパスワードですが、初期設定のままであったり、誕生日のような簡単なものだと解読されてしまう危険性があります。

もちろんWiMAXでも暗号化によるセキュリティ対策はしていますが、では一体どのような方式なのでしょうか。WiMAXにはそれぞれの機器にSSIDという識別番号が割り振られています。WiMAXでWi-Fi接続する際は、接続する機器側から対象のWiMAX機器のSSIDを選択し、さらに個別で設定されている暗号化キー(パスワード)を入力する必要があります。これにより第三者による無断利用のリスクを減らしています。自分で利用する際は、一度繋げてしまえば次回からは自動で接続されますので手間がかかることはありません。

WiMAXで現在採用している暗号化方式は、AES(Advanced Encryption Standard)というものです。Advancedと書かれているように、かつて世界基準で使われていたものよりも高度な暗号方式となっています。既存する暗号化技術の中でもセキュリティが高い方法という認識で大丈夫です。詳しい内容は割愛しますので、AESについて興味のある人は調べてみてください。また、高いセキュリティ性を誇るAESに加え、利用者側がパスワードをこまめに変更すれば、さらに安全性は高まります。AESで設定できるパスワードは8桁から64桁なので、できるだけ桁数の多いパスワードに設定すると安全性が高まります。

 

プロバイダが提供するセキュリティサービス

 

各プロバイダが提供している有料セキュリティサービスを使えば、さらに安全にWiMAXを利用できます。

 

(1)「常時安全セキュリティ24」

@nifty WiMAXが提供する「常時安全セキュリティ24」は@niftyオリジナルのセキュリティソフトです。月額500円で、ウィルス、スパイウェア、フィッシングなどへの対策ができ、1IDで最大3台の機器に自由な組み合わせでインストール可能です。更新手続きも必要なく、常に最新版で利用可能です。

 

(2)「マカフィーセキュリティスイート」

UQ WiMAXが提供するセキュリティソフトの一つです。ネットガード機能により接続先の安全性をチェックし、その他の一般的なセキュリティソフトの機能も搭載しています。月額500円で、最大3台の機器にインストール可能です。

 

(3)「カスペルスキーマルチプラットフォームセキュリティ」

同じくUQ WiMAXが提供するセキュリティソフトです。ウイルス対策、危険なウェブサイトへのアクセス防止、ネット決済時の保護など、パソコンやモバイル端末を安全に使うためのセキュリティを提供しています。

 

この他にも各プロバイダにより様々なセキュリティ対策ソフトのオプションがあります。有料とはいえ基本的に最初の数か月は無料だったり、ほとんどが月額500円程度なので経済的負担にもなりにくいです。

 

まとめ

 

WiMAXは個別のSSIDから暗号化方式、個人で設定するパスワードなどにより高いセキュリティを誇っています。また、さらにセキュリティを高める方法として各プロバイダが提供するセキュリティソフトの導入するのもおすすめです。実際に個人情報の漏洩が起きている事例もあるので、積極的にセキュリティを強固にしていきましょう。

 

Try WiMAXとは、WiMAXを無料で試す方法

 

最近テレビCMや広告でよく目にするWiMAX。WiMAXを契約しようか迷ってるけど、ちゃんと電波がつながるのか、本当に自分に合っているのか分からないという人もいるのではないでしょうか。そんな人たちの為に用意されたのが「Try WiMAX」というサービスです。今回はこのTry WiMAXの手順や注意点について紹介します。

 

Try WiMAXとは

 

Try WiMAXとはUQ WiMAXが提供するサービスで、15日間無料でWiMAX機器を貸し出してくれるサービスです。これは、登録料はもちろん、通信量、レンタル料、配送料に至るまで全ての費用が無料となっています。自分の住んでいるエリアの電波状況が分かったり、どんな機器を使用するのかを試せたりするのでとても重宝するサービスですね。ただし、いくつか注意点もあるので借りる前にしっかり確認をしておきましょう。

 

申し込み方法

 

Try WiMAXの申し込みはインターネットでUQ WiMAXの公式ページから行えます。現在はインターネット申し込みのみで、店頭ではTry WiMAXは取り扱っていません。必要なものはクレジットカード、Eメールアドレス、携帯アドレスか携帯電話番号のみになります。クレジットカードは違約金が発生した時の為に登録する必要になります。過去180日間にTry WiMAXを利用したことのある人、機器の未返却履歴のある人は申し込むことができません。また、最初にレンタルする機器の機種を選択するのですが、Try WiMAXは全国でも人気のサービスの為、タイミングによっては古い機種しかレンタルできない場合もあります。

 

Try WiMAXの活用方法

 

Try WiMAXでWiMAX機器をレンタルしたら、以下の点を確認しましょう。

(1)WiMAX機器の置き場

WiMAXの電波はまっすぐにしか進まず、障害物に弱い性質があるので、機器の置き場によっては電波状況が悪くなってしまう場合があります。また、機器の周りを覆ってしまうのも電波を弱める原因になります。機器を置く場合は周りに障害物の無いような場所に置きましょう。また、電波は同心円状に発信されるので、できるだけ部屋の隅ではなく、中央付近に置くようにすると電波がいきわたり易いです。

 

(2)利用場所の電波状況の確認

家の中に限らず外でも利用できるのがWiMAXの魅力です。もし外出先で頻繁にネットを利用するような場所があれば、そこでの電波状況も確認しましょう。UQ コミュニケーションズの公式ページにはWiMAXの電波利用可能地域が確認できる「サービスエリアマップ」があるのでそこで事前に確認もできますが、判定方法が○(可能)、△(不明)、×(不可)の三種類であり、○でも場所によっては利用出来なかったり、×でも電波が繋がったりという場合もあるので、実際に利用場所で電波が通じるかどうか自分で確認したほうが安心かと思います。

 

Try WiMAXの注意点

 

(1)貸出期間に注意

Try WiMAXは15日間無料と書かれていますが、この15日間というのはUQ WiMAXから機器が発送されてから、UQ WiMAXに機器が到着するまでの期間を指しています。つまり実際に無料で機器をレンタル利用できるのは実質10日前後ということになります。もしこの15日間を過ぎてしまうとクレードル無しで20,000円、クレードルありで22,750円の高額な違約金が発生してしまいますので注意が必要です。また、返送する際は送られてきた広告以外のもの(機器、クレードル、取扱説明書等)を全て忘れずに返送しましょう。

 

(2)機器の損傷、紛失に注意

レンタル機器を取り扱う際は、機器の損傷や紛失に気を付けてください。万一損傷、紛失してしまうと20,000円~22,750円の違約金が発生してしまいます。

 

(3)クレジットカードの上限に注意

Try WiMAXのレンタル期間中は、前述した通り、機器の返却の遅延や、損傷、紛失した場合に違約金を請求するためにクレジットカードのショッピング利用枠が一時的に確保されています。何も起きなければショッピング利用枠は元に戻りますが、クレジットカードを利用上限近くまで利用している人は気を付けてください。

 

(4)WiMAXの本契約の仕方に注意

Try WiMAXで特に問題もなく、いざWiMAXを新規契約する場合、Try WiMAXで送られてきた広告からでも申し込みはできますが、各種キャンペーンを受けたい場合は広告からではなくインターネットの特設サイトから申し込みをしましょう。広告経由で申し込んでしまうと、新規契約特典のキャッシュバックキャンペーンが受けられず、その他様々な割引サービスの対象から外れてしまいます。

 

まとめ

 

Tyr WiMAXはこれからWiMAXに新規契約を考えている人にとっては非常にありがたいサービスです。貸出期間や機器の損傷、紛失等、気を付けるべき点はいくつかありますが、問題なく利用すれば全て無料でWiMAXを試すことができます。もしあなたがWiMAXの契約で悩んでいるのなら、利用しない手はないのではないでしょうか。

 

WiMAXを自宅で固定回線として使用するメリット・デメリット

 

皆さんは、WiMAXをご存じですか?最近はテレビやラジオでもよく宣伝しているので、耳にしたことがある人も多いと思います。WiMAXとは、正式名称を「Worldwide Interoperability for Microwave Access」という世界規格の無線技術であり、日本では2009年からUQコミュニケーションズがUQ WiMAXというサービスの提供を開始しています。2013年にはWiMAX2+という上位互換のサービスも開始され、世間に広まっています。

近年では、固定回線をWiMAXにしている人も増えてきました。固定回線と言えば光回線のイメージを持っている人も多いとは思いますが、では固定回線としてWiMAXを使うメリットは何なのでしょうか。

 

固定回線の選択肢

 

あなたが自宅の固定回線を選ぶとき、その選択肢は大きく分けて4つあります。

(1)光回線、(2)ADSL回線、(3)ケーブル回線、(4)モバイル回線の4つです。インターネットを頻繁に利用する人は、(1)光回線か(4)モバイル回線が選択肢になると思います。

今回説明するWiMAXは(4)モバイル回線にあたります。

 

モバイル回線

 

では、モバイル回線とはどのようなものなのでしょうか。モバイル回線とは、名前の通り「持ち運びのできる(モバイル)」回線です。代表的なものでは、今回説明するWiMAXの他にはポケットWi-Fiがあります。モバイル回線は、小型のルーターが基地局からの電波を受信しスマホやノートパソコンに繋げるWAN接続とLAN接続を併用した仕組みになっています。モバイルルーターからの電波が届く範囲にある端末なら複数台同時にインターネット接続が可能になります。ちなみにWiMAXは独自のWiMAX回線を、ポケットWi-Fiは4GLTEといった携帯電波の通信網を利用したものとなっています。

また、WiMAXにはモバイルルータータイプのものだけではなく、据え置き式のものも存在します。他の固定回線と同様、主に自宅やオフィスのみで使用する用途のものですが、小型のものに対して高速通信が可能、同時接続台数が多いといった特徴があります。

 

WiMAXのメリット

 

(1)初期工事不要で即日利用可能

WiMAXのメリットとしてまず挙げられるのは、他の固定回線と違い即日の利用が可能という点です。光回線などは初めて契約する際、初期工事が必要で契約してからも数週間は利用出来なかったり、工事費用が余計に掛かったりしてしまいます。一方でWiMAXは契約した段階でルーターをレンタルすれば、あとは据え置き式ならコンセントに挿すだけ、モバイル式ならSSIDとパスワードを入力するだけで特別な工事も設定も必要ありません。

 

(2)高速通信が可能

UQ コミュニケーションズは2013年にWiMAX2+という通信速度が大幅に向上したサービスの提供を開始しました。その通信速度は理論値ですが下り最大1.2Gbpsを謳っており、その速さは光回線の1Gbpsを上回っています。周辺環境により左右されるので実測でこの数値が出ることはほとんどありませんが、日常のネットサーフィンはもちろん、動画の視聴やオンラインゲームといった通信速度が必要な場面でもストレスなく楽しむことができます。

 

(3)料金が安い

他の固定回線に比べ、WiMAXは月々の料金が安いというメリットもあります。例えば、@niftyWiMAX 2+ Flat 3年ギガ放題のプランなら、利用登録月は0円、翌月からの2ヵ月は3670円、それ以降は4350円という料金プランでインターネットが使い放題になります。さらに、月7Gという通信制限はつきますが、通常の@niftyWiMAX 2+ Flat 3年プランなら4ヵ月目以降も3670円という料金で利用できます。

 

(4)データ通信量の節約

スマホで動画を見たり大きなデータをダウンロードする時、WiMAXに接続していればデータ通信量を気にする必要がありません。WiMAX側に通信制限がある場合もありますが、常にスマホと接続したままにしておくのではなく、大きいデータをやり取りする時だけ接続するようにすれば無理なくデータ通信量を節約できます。

 

(5)配線がかさばらない

WiMAXは無線による通信なので、ケーブルがかさばることがありません。ルーターからの電波が届く範囲ならどこにいてもスマホやパソコンに接続可能です。据え置き式のルーターもそこまで大きくはないので、置き場所に困ることもほとんどありません。

 

WiMAXのデメリット

 

(1)電波が不安定

WiMAXは現在急速に利用エリアを拡大してきていますが、エリアによっては電波が届かない場所もあります。また、4GLTEや光回線などに比べ障害物に弱く、特に山間部や地下では電波が届かない場合があります。契約する際は、利用地域でWiMAX回線が利用可能か事前に確認しておきましょう。

 

(2)違約金が高額

もしWiMAXを解約する場合、契約更新月以外のタイミングで手続きを行うと高額な違約金が発生してしまいます。解約を検討する際は、更新月をしっかり確認しておきましょう。

 

(3)モバイル式は充電が必要

モバイルルーターは充電式なので、電池が切れてしまうと当然使えなくなってしまいます。外出する際には電池残量を気にしておく必要があります。

 

まとめ

 

WiMAXを固定回線として持つ際のメリット、デメリットについて紹介しました。利用地域によってはその通信の安定性に不安はありますが、光回線にも劣らない通信速度や月額料金の安さ、モバイル式なら外出先でも利用可能などメリットも多くあります。自宅・外出先でインターネットを頻繁に利用したい人、月々のインターネット料金を少なく済ませたい人にはお勧めの回線です。

 

WiMAXとポケットWi-Fiの違いを簡単に解説します

 

皆さんはWiMAXとポケットWi-Fiをご存じですか?どちらもまったく異なるサービスなのですが、小型ルーターを持ち歩いて外でも高速通信が可能という点ではとてもよく似ているので、混同してしまっている人も少なからずいると思います。

契約を考えている人も両者の違いを知らないと、どちらがいいのか迷ってしまう所だと思います。そんな人の為に今回は、WiMAXとポケットWi-Fiの違い概要からメリット・デメリットまで、簡単にまとめてみようと思います。

 

ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)とは

 

そもそもWi-Fiとは、ケーブルを用いずにワイヤレスでLAN接続する通信規格のひとつです。無線ルーターから発信される電波により、電波が届く範囲の限定的な空間ではありますが、スマホやタブレットといったモバイルデバイスからパソコンやプリンターなどの大きな機器まで同時にネット回線に接続し、機器間でのデータのやり取りを可能にします。

この無線ルーターを小型化し持ち歩けるようにしたものが、いわゆるポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)です。

据え置きのWi-Fiルーターは固定回線を親機に繋ぐことでネット回線に接続していますが、ポケットWi-Fiは携帯電話の通信網を利用してネット回線に繋ぐので、固定回線のない屋外でもWi-Fi接続が可能となります。

ちなみに、Y!mobileが提供するモバイルWi-FiルーターにポケットWi-Fiと商標登録されているものがありますが、一般的にポケットWi-FiとモバイルWi-FiはどちらもモバイルWi-Fiルーターを指す呼称として、同じ意味で世間に広まっています。

ここでも、ポケットWi-Fiの表記は特定の商品ではなく一般的なモバイルWi-Fiルーターの呼称として用いています。

Wi-Fi回線の最大のメリットは、データ通信量が無制限という点です。大容量のデータ通信や動画の視聴など、スマホだと気になるデータ通信もWi-Fi回線に繋げば気にする必要はありません。

また、最近はカフェやコンビニ、公共施設に多く設置されている公衆無線LANなどもあり、外出先でも手軽にWi-Fiを使ってネットに繋ぐことができますが、不正アクセスやデータののぞき見など、セキュリティ面での不安があります。

一方でポケットWi-Fiは個別のSSIDと暗号化キーが用意されているので、公衆無線LANに比べ安全です。

また、ポケットWi-FiにはauやDoCoMoなどの携帯電話キャリアが販売しているものと、UQモバイル、ワイモバイルといったMVNO業者や家電量販店が販売しているものがあります。前者はキャリアが独自販売しているモデルが中心で、そのキャリアのSIMしか使えない「SIMロック」が施された端末であることが多いですが、SIMフリー端末はキャリアに縛られることなくどのSIMでも利用することができるので、格安のSIMを用いてランニングコストを大幅に抑えることができます。

ただし、その場合は面倒な初期設定を自分でしなければならなかったり、大手キャリアよりも通信速度が若干落ちてしまいます。注意しなければならないのは、ポケットWi-Fiは携帯の通信網を利用しているので、携帯の電波が届かない地域では使えなくなってしまうことと、WiMAXも同様ですが電池が切れると使えなくなってしまうことです。

 

WiMAXとは

 

WiMAXとは、正式名称を「Worldwide Interoperability for Microwave Access」という無線通信技術で、日本では2009年よりUQコミュニケーションズがこの技術を用いて無線通信サービス(UQ WiMAX)の提供を開始しました。

2013年には通信速度が向上したWiMAX2+の運用も始まり、電波範囲も急速に拡大しています。先発の旧WiMAXは2020年に停波予定よなっており、旧WiMAXからWiMAX2+サービスへの切り替えが勧められています。

WiMAX(簡単の為、WiMAX2+を含むサービス全体をWiMAXと書きます)の仕組みは、小型無線ルーターが、街中にあるUQコミュニケーションズの基地局からの電波を受信することでWiMAX回線を用いたネット接続を可能にする、WAN接続を利用した方法です。

WiMAXの特徴としてまず挙げられるのが、その通信の速さです。

一般に、通信速度は下り10~20Mbpsあればストレスなく通信可能といわれていますが、最近のWiMAX(WiMAX2+)の下り最高速度はそれを遥かに凌ぐ1.2Gbpsとなっています。これは、1Gbpsの光回線を上回る通信速度です。

同じく上げられる特徴として、通信制限の緩さがあります。WiMAXにも通信量制限があるものもありますが、ほとんどは直近3日で10G程度のような緩いもので、制限自体も1日で解除されます。大きなデータ通信を行うときはWiMAXを使うなど、スマホと使い分けることでデータ通信を無制限に利用することができます。

また、WiMAXを自宅の固定回線にする場合、光回線などの他の回線に比べて低コストにすることができます。

固定回線の月額料金は一般的に月4000円~6000円程度なのと比べ、WiMAXは、プランにもよりますが月3000円程度で済みます。一方で、WiMAXの電波は、携帯電話の通信網(3G、4GLTE)に比べると障害物に弱く、周辺環境によっては電波が接続できない場合があります。地域によっては基地局の数も少なく、特に山間地域や地下などは、場所によっては全く接続できないこともあるので注意が必要です。

また、WiMAXは解約をする場合、契約更新月以外のタイミングで手続きを行うと高額な違約金が発生してしまいます。解約を検討する際は、更新月をしっかり確認しておきましょう。

 

まとめ

 

ポケットWi-FiとWiMAXは、どちらも小型のルーターを持ち歩くことで屋外での高速通信を可能にするツールです。コスト面では、格安SIMの有無やプランにもよりますが、ほとんどの場合WiMAXのほうが安く済みます。

一方で通信の安定性では大手キャリアのポケットWi-Fiが優勢です。ただし、地域によってはどちらかしか繋がらないといった場合もあるので、購入する際はよく確認しておきましょう。