モバイルWi-Fiのメリットとデメリットを解説します

 

日本でインターネットが初めて使われてから30年、今ではインターネットは私たちの生活に欠かせない存在となっています。Wi-Fiルーターを一家に2台以上置いている家庭も珍しくありません。外に出ればカフェや公共施設では公衆無線LANが設置されていますし、最近はモバイルWi-Fiを持ち歩く人も少なくありません。

ところで皆さんは、モバイルWi-Fiはご存じでしょうか。全く知らない人もいれば、購入を検討している人、購入済みで利用もしているが、いまいち仕組みを理解していない人もいるかもしれません。ここではその様な人たちに向けて、モバイルWi-Fiの説明から、使用する際のメリット・デメリットを簡単に紹介していきますので、ぜひ今後のネット生活の参考にしてみてください。

 

モバイルWi-Fiとは

 

モバイルWi-Fiとは、簡単に言ってしまうと、持ち運びのできる小型のWi-Fiルーターです。家に置いてある据え置きのWi-Fiルーターと大きく違う点は、据え置きと違い充電式である点と、依存する回線が固定回線か携帯電話の通信網かの2つです。また、モバイルWi-Fiには大きく分けて2種類のモデルがあり、携帯電話キャリアが販売しているモデルと、MVNO業者(UQモバイル、ワイモバイル等)や家電量販店で販売しているSIMフリー端末のモデルです。

 

モバイルWi-Fiを使うメリット

 

・外出先でネット接続が可能

モバイルWi-Fiを使うメリットとしては、第一に、外出先でのWi-fi回線への接続が可能になるという点です。特に、外出先でネットに接続する機会の多い人には重宝します。最近はカフェや駅、図書館のような公共施設にはほとんどの場合公衆無線LANが設置されていますが、公衆無線LANはSSIDとパスワードが公開されており、その誰でも接続可能という性質上、不正アクセスや通信データを覗き見られる可能性があります。対してモバイルWi-fiは接続に個別のパスワードが必要になりますので、公衆無線LANに比べセキュリティ面は安心です。ただし、もともと設定されているパスワードは単純なものが多く、調べればわかってしまう場合もありますので、モバイルWi-Fiを購入した際はまずパスワードの変更をお勧めします。

・データ通信量の節約が可能

スマホで動画を視聴したり、大きなデータをダウンロードしたりする時、データ通信量が気になりますよね。家にいる時は据え置きのWi-Fiルーターに繋げばいいですが、外出先ではそうもいきません。そんな時にモバイルWi-Fiがあれば、スマホのデータ通信量を気にせずに済みます。モバイルWi-Fiは据え置きのものと違い、データ通信量に制限がありますが、多くは「直近3日間で10G」といったもので、制限自体も1日で解除されます。普段は携帯の回線を使い、大きいデータ通信の時はモバイルWi-Fiに接続するといった使い分けをすることで、データ通信量を節約することができます。

・SIMフリー端末で低コスト運用が可能

モバイルWi-FiにはauやDoCoMoなどの携帯電話キャリアが販売しているものと、UQモバイル、ワイモバイルといったMVNO業者や家電量販店が販売しているものがあります。前者のモバイルWi-Fiは、購入したキャリアのSIMのみが使えるもの(いわゆるSIMロック)で、難しい初期設定が必要なく、通信網の速度が安定して早いといったメリットがありますが、月額使用料は少し高めとなります。それに対し、SIMフリーの端末はどのキャリアのSIMにも対応しており、格安SIMを使ってランニングコストを抑えることが可能です。ただし、その際は初期設定を自分で行う必要があるので、携帯キャリアのものかSIMフリーのものか、自分にあったモデルを選ぶといいでしょう。

 

モバイルWi-Fiを使うデメリット

 

・電池残量に注意

モバイルWi-Fiは充電式なので、電池がなくなれば当然使えなくなってしまいます。いちいち充電するのをすこし面倒と感じる人もいるかもしれません。

・使用エリアに注意

モバイルWi-Fiは据え置きのものと異なり、携帯電話の通信網を利用していますので、携帯電話が圏外の場所ではモバイルWi-Fiも使えません。

4GLTE回線は、現在急速に使用可能範囲を拡大していますが、人口カバー率ほぼ100%の3G回線には及んでいません。また、4GLTE回線は3G回線と違い障害物による電波の減衰が大きく、周辺環境によっては繋がりにくい状態になることもあります。モバイルWi-Fiには3G非対応のものも多く、4GLTEが繋がりにくい場所では使えないこともあるので注意が必要です。

ただし、だからと言って3G回線対応のものが良いというわけではありません。現在日本では、4GLTE回線の普及と2020年に運用を予定されている5G回線の開発に伴い、3G回線の停波という動きも出ており、すでに停波の日程調整の段階に入っています。

今すぐに3G回線が無くなってしまうわけではありませんが、数年先には各キャリアから3G回線が無くなってしまう事は確かなので、長期的に利用する予定ならば無理に3G回線対応のものを購入する必要はありません。

 

まとめ

 

紹介しましたように、モバイルWi-fiには一長一短の特徴があります。注意すべき点もありますが、うまく利用すれば様々なメリットを得ることができます。外出先で頻繁にネット回線に接続する人にとっては、持っていて損はないのではないでしょうか。

 

「モバイルWi-Fi」と「テザリング」の違いについて

 

外出先にWi-Fi環境がない場合、パソコンをWi-Fi回線に繋ぐ方法は、モバイルWi-Fiかテザリング機能の2つがあります。

どちらもパソコンをWi-Fi回線に繋ぐという機能は同じですが、そのメリット、デメリットに違いがあります。ここでは、両者の違いからそれぞれのおすすめの運用方法を紹介していきたいと思います。

 

「モバイルWi-Fi」とは

 

モバイルWi-Fiとは、持ち運びができるように小型化されたWi-Fiルーターです。モバイルWi-Fiを持ち歩けば、常にWi-Fi電波の範囲内にいることになるので、屋外でもパソコンやシマホにWi-Fi回線を接続できます。モバイルWi-Fiは大きく分けて、携帯電話キャリアが販売しているモデルと、MVNO業者(UQモバイル、ワイモバイル等)や家電量販店で販売しているSIMフリー端末とがあり、その性能も様々です。

 

「テザリング」とは

 

テザリングとは、「繋ぐ」という意味の「tether」からきており、スマホやタブレット端末が持つ機能の一つです。

テザリング機能を使うと、Wi-Fi環境がなくてもPCやゲーム機などをインターネットに接続することができます。つまり、自宅にインターネット回線を引いてなくても、外出先でWi-Fiが使えなくても、スマホが使える環境であればパソコンをインターネットに繋ぐことができるのです。

 

「モバイルWi-Fi」の仕組み

 

モバイルWi-Fiのイメージとしては、据え置きのWi-Fiルーターが持ち運びできるようになったものとして捉えてもらって構いません。据え置きのWi-Fiルーターは、親機をインターネット回線に繋ぎ、そこから電波を発信する仕組みでしたが、モバイルWi-Fiは携帯電話の通信網を利用してインターネットに接続するので、携帯電話の電波が届く範囲であればどこでもWi-Fi接続が可能になります。

 

「テザリング」の仕組み

 

テザリング機能を使用する際は、まずスマホやタブレット端末と、パソコン間での通信を確立する必要があります。これには3種類の方法があり、(1)Wi-Fi電波での接続、(2)USBケーブルでの接続、(3)Bluetoothでの接続の3つです。

(1)Wi-Fi電波での接続

これは、スマホ本体をWi-Fiのアクセスポイントにすることで、スマホをモバイルWi-Fiのように利用する方法です。パソコン側はWi-Fi電波を探して接続すればインターネットに繋ぐことができるようになります。モバイルWi-Fiと同様、広い範囲で複数端末に接続することが可能ですが、データ通信量が多くなってしまったり、スマホのバッテリー消費が激しくなってしまうので注意が必要です。

(2)USBケーブルでの接続

これはUSBケーブルを用いて、スマホとパソコン間を直接つなぐ方法です。この方法では、パソコンと接続している間はパソコン側から電力の供給があるのでバッテリーの心配をする必要はなく、通信速度も安定しますが、スマホをパソコンからケーブルが届く範囲に置いておく必要があります。

(3)Bluetoothでの接続

これはスマホやタブレットとパソコンをBluetooth機能でペアリングさせて、インターネット接続する方法です。特徴として、Wi-Fi接続よりも電力の消費は少ないですが、あまり遠くだと繋がらず、通信速度も他の2つに比べて遅いです。また、人が多い場所だと通信が混線してしまうこともあります。

 

「モバイルWi-Fi」と「テザリング」の違い

 

モバイルWi-Fiとテザリングの仕組みについて説明しましたが、ここで、その2つの違いについて説明します。

まず、それぞれの料金についてです。モバイルWi-Fiは、SIMフリー端末を用いてコストを抑える方法もありますが、基本的にはそれなりの月額料金が発生します。テザリングの場合はキャリアにもよりますが、無料かもしくは月額500円程度のプランに入れば使用できるものが多いです。

次に、データ通信についてです。モバイルWi-Fiはモデルの性能によって異なりますが、全体的に通信速度は速く、安定しています。また、通信制限もありますがそれほど気に掛ける必要はありません。それに対しテザリング機能の通信速度はスマホの通信速度に依存します。データ通信量はスマホのデータ通信量に加算されるので、テザリングの頻度や契約プランによってはすぐに通信制限に引っかかってしまいます。

また、モバイルWi-Fiは、単純に外出時にひとつ荷物が増えるというデメリットが挙げられます。モバイルWi-Fi自体はスマホよりも小型で持ち運びに不便というわけではありませんが、外出する度にいちいち持っていくのを煩わしく感じる人もいるでしょう。テザリングはスマホがあればそれで事足りるので(USB接続をする場合はケーブルも必要になりますが)、余分な荷物が増えることはありません。

 

まとめ

 

ここまで紹介した情報をまとめると、モバイルWi-Fiは外出先でインターネット回線に接続する頻度が多い人、毎月のデータ通信量が多くなりがちな人向けであり、テザリングは反対に、外出先でパソコンのインターネット利用をほとんどしない人、毎月のデータ通信量がほとんどない人向けの機能という事になります。

外出先ではほとんどネット利用をしない人がモバイルWi-Fiを持っていても宝の持ち腐れになってしまいますし、逆に頻繁に接続する人はテザリング機能だけだとすぐ通信制限に引っかかってしまい、追加でパケットを購入することになってしまいます。モバイルWi-Fiとテザリング機能は、どちらも一長一短がありますが、自分の生活スタイルにあったツールを選択するようにしましょう。

 

「モバイルWi-Fi」とは

 

Wi-Fiは、自宅で利用する分にはケーブルなしでパソコン、スマホ、その他端末にネット接続できるとても便利な道具です。しかし、限られた範囲にしか電波が届かないという欠点もあります。そこで、屋外でもスマホやノートパソコンにWi-Fi接続できるようにするのが、モバイルWi-Fiです。

 

「モバイルWi-Fi」とは

 

モバイルWi-Fiとは、持ち運びができるように小型化されたWi-Fiルーターです。モバイルWi-Fiを持ち歩けば、常にWi-Fi電波の範囲内にいることになるので、屋外でもWi-Fi接続が可能になります。モバイルWi-Fiは大きく分けて、携帯電話キャリアが販売しているモデルと、MVNO業者(UQモバイル、ワイモバイル等)や家電量販店で販売しているSIMフリー端末の2種類があります。

 

「モバイルWi-Fi」の仕組み

 

モバイルWi-Fiのイメージとしては、据え置きのWi-Fiルーターが持ち運びできるようになったものとして捉えてもらって構いません。据え置きのWi-Fiルーターは、親機を固定回線に繋ぎ、そこから電波を発信する仕組みでしたが、モバイルWi-Fiは携帯電話の通信網を利用してインターネットに接続するので、携帯電話の電波が届く範囲であればどこでもWi-Fi接続が可能になります。

 

「モバイルWi-Fi」でできること

 

快適なネット環境が、いつでもどこでも利用可能になります。外出時の接続はもちろん、回線が引きにくい建物や地域でもインターネットに接続することが可能になります。「LTE」や「WiMAX2+」といった高速通信規格にも対応している製品も多いため、ストレスなくネットサーフィンができます。

 

「モバイルWi-Fi」のメリット

 

(1)いつでもどこでもネットが使える

モバイルWi-Fiを持ってさえいれば、携帯電話の電波が届く範囲であれば、どこでもネット接続ができます。外での接続はスマホのテザリング機能を使う方法もありますが、テザリング機能はスマホのバッテリー消耗が激しく、同時に稼働できる端末の台数も限られてしまいますが、モバイルWi-Fiならそのような心配はありません。

(2)データ通信量が節約できる

スマホでのネットサーフィンにおいて、多くの人が悩んでいるのがデータ通信量の制限です。最近では大容量プランのような、許容データ通信量が極端に多いプランもありますが、その分月額料金は高くなっています。モバイルWi-Fiにも通信制限はありますが、使い分けることによってスマホのデータ通信量の消費を抑えることができます。これを利用すれば、制限の小さいプランに変更することで月々の携帯代を抑えることも可能です。

(3)SIMフリー端末を使えば低コストで運用可能

モバイルWi-FiにはauやDoCoMoなどの携帯電話キャリアが販売しているものと、UQモバイル、ワイモバイルといったMVNO業者や家電量販店が販売しているものがあります。前者のモバイルWi-Fiは、購入したキャリアのSIMのみが使えるもの(いわゆるSIMロック)で、難しい初期設定が必要なく、通信網の速度が安定して早いといったメリットがありますが、月額使用料は少し高めとなります。それに対し、SIMフリーの端末はどのキャリアのSIMにも対応しており、格安SIMを使ってランニングコストを抑えることが可能です。ただし、その際は初期設定を自分で行う必要があるので、携帯キャリアのものかSIMフリーのものか、自分にあったモデルを選ぶといいでしょう。

(4)公衆Wi-Fiよりも安全

現在、公衆Wi-Fiはカフェや駅、宿泊施設などのあらゆる場所に設置されています。モバイルWi-Fiを持たなくても、公衆Wi-Fiがあるから問題ないという人もいるでしょう。しかし、Wi-Fiを利用する際に気を付けて頂きたいのが、そのセキュリティ面です。Wi-FiはそれぞれIDとパスワードを個別に設定することで第三者からの不正アクセスを防ぎますが、公衆Wi-Fiは、その誰でも接続可能という性質上、通信の内容を誰でも覗けてしまうという欠点があります。モバイルWi-Fiなら、IDとパスワードが設定されているので(初期設定のままだと単純なので、変更する必要はありますが)、公衆Wi-Fiに比べ安全性は上です。

 

「モバイルWi-Fi」のデメリット

 

(1)使用できないエリアがある

モバイルWi-Fiは携帯電話の通信網を利用しているため、そもそも携帯電話が圏外のエリアでは使用できなくなってしまいますので、注意が必要です。

(2)通信制限が存在する

スマホと同様、モバイルWi-Fiにもデータ通信量の制限が存在します。多いのは直近3日間で10Gというものです。3日間のデータ通信量が10Gを超えると、次の日の通信速度が大幅に下がりますが、制限自体は1日で解除されます。

(3)充電の手間がかかる

モバイルWi-Fiは充電式なので、外出する際は充電に気を付けなければなりません。充電が切れてしまえば、当然ネットに繋げることはできません。

 

「モバイルWi-Fi」を使う際に気を付けること

 

モバイルWi-Fiを利用する際、ぜひ気を付けてほしいのがセキュリティ設定です。初期設定のIDとパスワードは単純なものが多く、調べればすぐに第三者に知られてしまうことがあるからです。不正アクセスやWi-Fiのただ乗りを防ぐ為にも、購入したらすぐにIDとパスワードは変更しておきましょう。

 

モバイルWi-Fiにはデメリットも確かに存在しますが、それを補う魅力があるのもまた事実です。少し通信制限を気にしたり、充電状態に気を配るだけで、日々の生活をよりスマートにしてくれます。モバイルWi-Fiの購入を検討する際にはぜひ、自分の生活スタイルに合ったキャリア・性能のものよく吟味して選んでみてください。